2005年07月29日

読書をする習慣、癖をつける

ビーケーワン、楽天ブックスなどの電子本屋さんが画期的な仕組みになっています。検索欄に、著者や題名のキーワードを入れるだけで、すぐに目的の商品を探すことが可能です。

元に戻って、濫読は一利もないのですけれど、読書家になるためには、通り道として濫読が当然になってきます。逆説的なのですけれど、濫読しないことには、自分が何を読みたいか、どんな本が古今東西あるのか知ることができません。だから、読みたいと思ったものをとりあえず読んでいくことが読書家のステップとなります、結果として「くだらない」ものだったとしても。

たくさん本を読むと言う人がいて、どんな種類を読んでいるのかと思ったら、ビジネス関連のものばかりでした。その人は、ビジネスマンでマーケティング、セールス、経営学の本ばかり読んでいました。その人にとっては、それが読みたい本だったのだと思います。そんな人は、たまには小説を読んでみたら良いです。小説に潜むプロフェッショナルがあったりします。

忙しくて、一月に1から2冊ぐらいが限度だ、という人がいるのですけれど、自分もまさにそれだったのですが、「暇を見つけたら読む」癖をつけると、2冊が限度だったのが、3冊になって、5冊になって、10冊になってきます。実際には、内容によってページ数が多かったり少なかったり、難しかったりするのですけれど、ゆっくり読んでも全容を把握理解することは通常の人は無理なので、読む本の大まかなストーリーを事前に把握しておいて、「適当」に読んでいけばよいと思います。最初は全然わからないのですが、それでも先へ先へと進んでいくことで、読むペース、リズムが速まり、読書速度そのものが上がる癖がつきます。

後半になって、だんだんわかってくると、前半が気になってきます。どうしてこうなったのだろう、と解決する必要な箇所が出てきたら、そこの説明がされているところを再度読んでいけばよいです。速読人でも、1回で理解しているわけでなくて、難解のものほど、何度も何度も繰り返し読むのですって。

読む速度が速くなれば、(時間的に)何回も読むことができます。

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幕末列伝、竜馬最終章



幕末列伝、竜馬最終章、第8巻。終局、大政の奉還へ、そして竜馬暗殺、司馬遼太郎あとがき5編収録。

竜馬がゆくの壮大な物語は、様々な登場人物がいて、実在する各人に性格や人間性を当てはめて骨格化して、人間物語になっています。竜馬という人間を主人公にして、世のため人のために生きる、個人の能力の限界、得意なことを高める、生き方、ものの考え方を示しているのだと思います。おそらく、この思考は、いつの時代にも通じ、だから多くの人が共感をするのでしょう。

小説なのですけれど、実在と綿密なリサーチによって、すべてが本当のストーリーになっているかのようで、そしてつまるところ、司馬さんの物事を見る高い視点、ジャーナリズムによって人間物語はできあがっているようです。

一つの概念をしゃべるとき、その内容か表現に独創性がなければ男子は沈黙しているべきだと竜馬は思っている。
中岡慎太郎:どういうわけで、そのように人が集まるのだ。
坂本竜馬:おれが気楽者だからだろう。たすけてやらねばどうにもならぬと思って奴等はあつまって来るらしい。
中岡:最初、どうやって見つけるのかね。
竜馬:おい来ないか、と言うだけさ。
衰退してゆく政権の当事者は、むしろ臆病で無能で無策のほうがよいかもしれない。
ほろびゆく政権がしばしば常套手段とする「位打(くらいうち)」という手に近藤もかかっている。
竜馬にいわせれば、自分の命にかかずらわっている男にろくな男はないというのである。
「われ死する時は命を天にかえし、高き官にのぼると思いさだめて死をおそるるなかれ(世に生を得るは、事をなすにあり)」
竜馬がゆく8竜馬がゆく8

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2005年07月27日

海援隊発進、中岡慎太郎物語

幕末列伝、竜馬がゆく第7巻。徳川慶喜登場大討込、金欠問題、海援隊発進、沈没事件、中岡慎太郎物語、大政奉還そして民主主義への出発、収録。

いよいよ竜馬を主人公とする風雲物語も終盤に差し掛かってきます。大政奉還を成す徳川終幕ストーリーを作り上げ、風雲の志士たちが時代の渦中に突っ込みます。

このころになると、竜馬にまつわる痛快エピソードは減り、前半の明るくちょいとのほほんとした展開がなくなって、各登場人物の行動も実務的になってきて、心地よさがなくなってきます。ここから読み始めるとすると、痛快さがない分、物語の面白さが半減するような気もします。最初から読んでいる人は、その勢いで読み進むことができますけれど、楽しさの観点から言えば、以前のお田鶴さんや、おりょう、おさなさん、桂小五郎とのエピソードのころが心地よいです。そんな中、紀州の船と衝突して、竜馬の船が沈没してしまうところは、漫画のような展開で、娯楽小説風。

幕末の風雲児は、西洋の伝説「スフィンクスの謎」が解けたそうです。
朝は四足、昼は二足、夕は三足、この怪物はなにか。
答えは人間。常人には、なかなかわからない、聞いてみれば、なんてことはないのに。

人間は生まれて最初に歩くのはハイハイ(4足)で、それから成長し2足で歩きだし、やがて老いてくると足腰が弱まって、そしてシッポが生えてきて3足歩行になるのだって。

どこか違う気がしますが。

竜馬がゆく7竜馬がゆく7

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2005年07月26日

竜馬負傷、新婚旅行、海戦

幕末列伝、坂本竜馬風雲ストーリー第6巻。時代は慶応二年、竜馬暗殺1年前、薩摩の西郷隆盛と長州の桂小五郎へ説得、薩長同盟、伏見寺田屋襲撃事件、竜馬負傷、拳銃分解、おりょうとの新婚旅行、江戸徳川幕府最後の戦争を収録。

竜馬がゆく6竜馬がゆく6

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竜馬薩長軍と、幕府軍が関門で戦争を始めて、幕府側の勢いのなさが顕著で、そのときの幕府側から描いたストーリー最後の将軍を読むと、両陣営の内情がわかり、全体像が見えます。権力が衰退して消滅する直前はこういう状態で、僕らの生活のいたるところで見受けられるのではないでしょうか。そしてまた、幕末開国から昭和戦争までの史実がつながっていることを感じます。

このころ30歳は、現代の50歳ぐらいの感覚でしょうか。足が身軽な50歳。15歳なら20歳、20歳なら30歳、30歳なら50歳、50歳なら80歳、70歳なら100歳。

実在の坂本龍馬のリョウマは「龍馬」です。

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2005年07月25日

家族八景



人の心を読める超能力をもつ19歳の娘、火田七瀬の家政婦物語。昭和47年発刊、筒井康隆作品。

七瀬個人は、弱弱しくて超能力をもっている風には見えなくて、それでいて、人間観察は鋭くて、接触する人の偽善欺瞞を見ています。昭和40年代から、現代と同じ風潮があって、変わらない人々の無意識の羅針盤があって、他人を嘲ったり、軽蔑したり、妬み、恨んでいる人間模様がわかります。ホントに今の世の中と変わらないなあと感じます。景気が良かったり悪かったり、経済が成長していたり、衰退していたり、時代で社会風潮が変わると思うところがありますけれど、細かな部分にわけて見ていくと、いつの時代も同じことが繰り返されていることがわかります。敗者は勝者の足を引っ張り、勝者は敗者の頭を蹴っぽっている。

文中に出てくるカッコの中の心理が、面白くて、途中半ページぐらい連発する箇所があって、もう可笑しいです。その間の実際の無言の間が絵に浮かびます。

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[みなさまのご意見]
マンガと小説はおもしろいですよさん
ひまわりが太陽に背を向けたさん



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2005年07月22日

結局わかりませんでした

オンライン書店ビーケーワン:結局わかりませんでした結局わかりませんでした

ビートたけしが9人の教授それぞれと知的漫才を展開する対談集。知的に知識を深めたいときに読んでください。

1)松井孝典教授:人類はそろそろ絶滅の時期に近づいている。人類継承の方法とは。
2)養老孟司教授:唯脳論。下手なな考え休むに似たり。
3)本川達雄教授:体重の4分の1乗に比例する時間の法則。ゾウの時間とネズミの時間とは。
4)荒川秀樹教授:ハメマラの法則と、内科がやたらと薬を出す理由とは。
5)ピーター・フランクル教授:ハンガリーの数学先生の出題を解けるかい。
男女ふたりずついて、みんな病気持ちなんだけど、相手に病気を移さないようにして、全員が総当たりで安全にセックスするためには最低何枚のコンドームが必要か?
6)荒俣宏教授:風水と呪いの原理とは。風水を知ると女にもてる。
7)中原英臣教授:DNAとウイルス進化論。人類はウイルスでスケベになった。
8)森幹彦教授:飛行機の原理。ファーストクラスはエコノミークラスよりも揺れない。
9)上野正彦教授:生命について。死体解剖2万人、腐乱のしやすい人とは。

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ピーター・フランクルさんの語っていることが一番印象に残ります。
もし僕が日本のサラリーマンの人たちと同じように働かなきゃいけないとしたら、明日にでも成田に行って、ほかの国に逃げますよ(笑)。ただ、サラリーマン以外の、僕みたいな生活をしている人間にとっては、日本の社会は非常に暮らしやすくできている。
昔、やればできる、誰にだってできる、あるいは最初から上手くできる人なんてそういない、と仕事中にしばしば思ったり、訴えたりすることがあって、そうは言ったものの、今となっては、そうでもない領域が存在することを感じます。自分がそれほど苦もなくできることでも、他人には苦労することがあって、反対に自分がアホだ劣等だと感じることもあって、そんなときに絶対能力の差を認識していると、良い意味であきらめがついて、物事が好転するようです。他人のふるまいに振り回されないで、自分のペースで物事を進めることができるようになるのではないでしょうか。

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2005年07月21日

マルチメディアを知らんで明日を語ったらあかんよ!

先進諸国は、製品と物流が行き渡って、文化的に余裕のある細分された時代に入った。次に起こるトレンドは、情報を優位にコントロールするマルチメディアである。1994年の時点で、10年先のトレンドを予測考察した経済文化ビジネス論。

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2005年を見ると、インターネットが普及して、情報受発信メディアが世界規模で変動し、またその過程にあり、その通り進行していて、その中でパソコンをまったくやらない人は、インターネットに関わることをまったく知らなくて、知らないということは、都合がよいこともあって、それについて何も考える必要がなかったりします。また、食っていくために、情報メディアをコントロールしていかなければならない人がいて、今後ますますそんな人が増えていくのでしょう。食っていくためには、あるいは好きなことを続けていくためには、そのために好きでないことをやる、という食っていくための法則があって、いつの時代になってもそれ自体は変わらないのかも知れません。

資本主義の時代は、お金や資産がある状態の人にとっては、大変有利で、自由に行動する範囲が広がり、身近なことで言えば、お金のために働いているのが資本主義社会の現代人で、誰しもが商人になれて、また商人全盛で、商人になるほど経済的自由人になるのだと思います。どの時代も、何かしらの社会問題が生じて、いつか対処できなくなって、やがて時代のうねりが押し寄せて、世の中が変わっていくのでしょう。

文化は、モノが不足している時代から始まって、食っていくために便利なモノを開発して、より良いものを目指して、そして、文化に余裕が生まれて、芸術や趣味が細分化されて、そして開発された商品は、ますます人々の欲望をかりたてて、ひたすら消費と生産が繰り返される風潮になって、生物的にせせこましい生活になるのではないかと思います。

2000年初頭のところ、物欲と消費生活の充実が人生の柱になっている人が、ほとんどではないでしょうか。だんだんとそうでなくなる風潮になってきたら、次なる時代に入るのかなあ、とも思います。

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2005年07月20日

告白

1995年、大和銀行ニューヨーク支店による巨額損失事件が勃発。12年間の裏帳簿、裏トレーディング、裏取引によって、誰にも知られないまま、970億円を手にすることになった、その核心を知る人の手記。

大和銀行巨額損失事件は、金融経済界では日米問題に発展して、また他業界同様に金融界でもデタラメなことが現在進行しているのではないかと、世に知らしめた出来事でした。1990年代に入ると、日本国内は特異なバブル景気の末に到達して、金銭感覚がズレたような金融トラブルが続発します。

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今から思えば、なんで予想ができなかったの、と思う人はいるのですけれど、では今から未来を予想して、それに対処した行動ができるのかと考えると、全くといっていいほど、予想というものに核心がもてなくて、結局は目先のことか、近々のことぐらいしかわかりません。

巨額損失事件とは、ほとんどの人間にとっては、金額が大きすぎると感じるので、一生馴染めないのではないでしょうか、自分が損をしたら、はじめて怒りそうです。

考えに考えなければ、答えがイメージできない答えのない事物には、天才的頭脳の持ち主に任せてしまうのが、僕らの営みだと思います、ほんの一握りの天才が歴史を動かすのです。頭脳と身の丈にあったライフスタイルが本当の幸せなのだと思います。

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2005年07月19日

なぜ日本人は日本を愛せないのか

人間を幸福にしない日本というシステムで日本の思考構造を客観的見地から暴いたレポートの続編的レポート。もう騙されるな、ニッポン人。1998年発刊。

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本題は日本の思考構造がテーマで、歴史観に関する、または基づく問題点、政治力に関する問題点を具体的に指摘しています。大局的見地で物事を見たいと考えている人なら、読んでみたらいいと思います、歴史観について変わるのではないでしょうか。

歴史というものは、授業と教科書と暗記と記憶だけでは本質的な概要はつかめなくて、そこから興味のあるところを自身で掘り下げていくことに意味があって、そうすると、点の集合で覚えていた史実が、時代をたどるように線になっていき、歴史事件の外郭、なんでそういうことになったのか、どうして事件がおきたのか、がわかってきて、途切れることなく歴史がつながってきます。

海と毒薬を読んで、本書を読んで、そうすると、「日本人」とは何者であるか、という枠組みで日本人の特殊性について考えさせられます。世界の国や地域には、歴史や地形によって、特殊な経過、経緯があって、独特の事件や事故が起こり、そしてもしかしたら、僕らはまったく特異な思考構造をしているのかも知れないと。正しいと思っていることは、そうでもない。

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読書家の上司

職場に、読書家の上司がいて、文学から経済、経営まで広く吸収しているのですが、そのわりに言うこと、言動を見ていると、そうでもないように感じることがいっぱいあって、読書をする人は、落ち着いていて、物事を多元的に見るような人が多いのかなあ、と勝手に解釈していたものの、そうでもない人を身近で見てみると、読み手の感性や感情、読書の仕方、目的によって、結局のところは関係ないのかも知れませんねえ。

手当たりしだいに読む、濫読(らんどく)を一通りしてみて、そうしたら今度は自分の読みたい本、知りたいことを選定して、自分にとって意味のあると感じる思えるものに取り組んだら良いのでしょう。と、自分に言って聞かせる最近です。

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2005年07月15日

坂本龍馬の人間学

幕末の混乱を維新へ導いた男、坂本龍馬の生き方、考え方、発想、人間力を知り、現代を生きる人にメッセージを送ります。『坂本龍馬に学ぶ』を改題文庫化、1986年発刊、童門冬二著。

坂本龍馬の人間学坂本龍馬の人間学

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竜馬がゆくを読んで、京都の霊山歴史館や高知の坂本龍馬記念館へ行ってみてから、こちらを読んでみると、当時の社会風潮や登場人物が具体的に把握できて、一段とイマジネーションが沸きたちます。10代後半から30代前半の方が読んでみたら良いと思います。自分の生き方について、ヒントが得られるのではないでしょうか。

誰もが同じだけの能力を持っているわけではなくて、プロと呼ばれる仕事でない領域についても、個々の能力の差というものは、実際には考えている以上にあって、その点を認識すると、他人への要求の仕方や接し方、自分の狭量を広げることができると思います。そしてまた自分のできないことを認めることで、他人を尊重し、感謝して、謙虚な心を持つことができるのだとも思います。謙虚な心でずずうしい態度が、竜馬風。

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2005年07月14日

聖なる予言

南米ペルーで未知なる精神世界を悟るスピリチュアルストーリー。九つの気づきとは。偶然の必然、九つの気づきとは。1994年、全米ベストセラー。

聖なる予言聖なる予言

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[みなさまのご意見]
図書館で読書さん
あなたもレイキが もっとできるようになるさん

人生において、人々はあるときから重い悩みを抱きはじめ、誰しもがその解決方法を探すようになります。人間の生活には、精神のよりどころというものが必要で、指針となる思想や教えに頼って、また従って生きていくことが精神の安定につながるのだと思います。答えのない事物については、互いの議論を戦わせても、解決はしないのでしょう。そして解決しないことがあることを認めると、人間の相対関係に余裕ができて、他人を否定したり、妬んだり、恨んだりすることがなくなるのでしょう。

精神世界、スピリチュアルな世界というものは、あるところでは宗教的要素を含んでいますけれど、究極は無心の世界なのではないでしょうか、一切の争いのない無心。無心になることって、以外と大変なのですものねえ。

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2005年07月13日

海と毒薬

終戦間近、ある大学病院で米軍捕虜の生体解剖が行われた。死体解剖に対して普段はできない生体解剖、生きた人間を解剖することに関わった人たちの手記調ストーリー。遠藤周作著、昭和35年発刊。

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[みなさまのご意見]
mako0079さん
■think 〜日常のブレークスルー〜さん
My Recommend Books !さん
今日のグッとNews!さん

生きている人を解剖する欲望そして人を殺す興味、罪悪感について、僕らに考えさせます。映画化、ドラマ化を前提にして書かれる小説とは違った文学的文体で、景色はドストエフスキーの「罪と罰」のようで、それよりも展開が速くて舞台が日本なので、すっきりしてわかりやすい物語になっています。日本文学に傾倒しているときに読んでみてはどうでしょうか。
生体解剖の内容は、捕虜3名を使う。

1)第一捕虜に対しては血液に生理的食塩水を注入し、その志望までの極限可能量を調査す。

2)第二捕虜に対しては血管に空気を注入し、その死亡までの空気量を調査す。

3)第三捕虜に対しては肺を切除し、その死亡までの気管支断端の限界を調査す。

殺人や犯罪に対する罪の意識の差というものは、時代や居場所の環境によって変わってくるのだと思います。また本能的に罪悪感を抱くように物事はできていて、また先天的な意識の差もあるるのだと思います。また罪と感じない人には、罰は当たらないのだとも思います。他人がどう思おうと、何かを信じている人は救われ、罪を意識した人には罰が当たるのでしょう。

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2005年07月12日

仮面の告白

観念と思想の告白物語。三島由紀夫著、24歳。人間の表面でない、内部の陰鬱な部分、美意識を文章化しています。昭和24年発刊。

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[みなさまのご意見]
朧月夜に似るものなるぞ・・・**海外生活**さん
J'en ai soupe!さん
ちった図書室さん
shirubeの徒然日記さん

面白いというよりも、奇妙な感覚にとらわれるのではないでしょうか。文学に傾倒していったときに、読んでいったら、妄想が膨らむかも知れません。

自分の文章や表現を公にする職業の人(作家、芸中家)は、笑われることが好きになってくる傾向があるそうで、笑わせるのは好きだけれど、笑われるのは我慢ならない、という人でも、そのうちに笑われることも嫌ではなくなって、そのうちにむしろ好きになっていくのですって。

アーチストは、笑われたい、という思いが膨らんで、世の陰鬱な部分を表現したくなるのかも知れません。

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2005年07月11日

徳川慶喜家にようこそ

徳川慶喜直径ひ孫、徳川慶朝(よしとも)さん著、現代の徳川家の生活とは。

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最後の将軍は、慶喜伝記ですが、こちらは慶朝さんのストーリーで、自身の特殊な境遇による小さな誤解や体験を記されています。

普段の生活を繰り返していると、今の状態が当たり前なのだと思って、歴史は過去の出来事だと認識してしまいますが、本当は今という状態自体は、すぐに過去になっていって、過去方向へ続きを追っていくと、今に至る歴史の経緯が見えてきて、時間の経過を感じることで、世界が縦に広がっていきます。歴史が好きな人は、こんなことを空想しているのかも知れません。

過去の歴史だと思っていたことは、つい最近のことで、ほんのちょいと前の出来事なのでしょう。自分の存在しない過去や、あるいは未来を空想してみたらどうでしょうか。


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2005年07月08日

集中と散漫

企業経営者がいて、規模の大きくない、中小と言われる規模の正社員数名の会社なんですけれど、儲かる方法というか、法則というか、ポイント、つぼ、感、運、発想力、行動力、実践力、スピード、集中と散漫があって、1つのビジネス、事業だけをやっているのではなくて、それが軌道に乗っている間に普段の生活の中から新しいビジネスヒントを得ているそうです。

会社経営者やエグゼクティブの起業家なら「当たり前」と思う人もいるのでしょうが、実際に言うのとするのとは全く違うもので、しようと思ってする考えと湧き出る発想はちょいと異質で、だから高頭脳の人がそれも上手くやれるかというと、その通りになくて、案外思考回路の途中が抜けているような、ワープしているような人が特異な力を発揮するんですって。

そんなワープな人たちの優れているところは、集中と散漫で、自然か鍛錬なのか、ある事物を前にすると、ぐーっと集中していって、集中の度合いがきゅーっと高まっていくのです。そうかと思うと、ぐわーっと気が散漫になって、ぼけーっとしていったりします。また何かを察知すると、ぐーっと集中していって、それで…。

読書もそれと同じ思考で見ていて、起業家は新しい事業を検討するに当たって、関連書籍を数冊いっぺんに購入すると、気づくと、あっという間に目を通しているのですって。はじめはぱーっと見ていって、気になるところが出てくると、そこらへんからぐーっと集中していって、文字のシャワーに入っていく感じだとか。

ある音楽家が、セッション中に「音に入った」と言っていたことがあって、これも同じ感じなのかも知れません。乗っかるとか入るとか、そんな領域があるのでしょうか。

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2005年07月07日

池田屋騒動、竜馬がゆく

幕末列伝、坂本竜馬の物語、風雲騒乱に向かう文庫第5巻。新撰組を世に知らしめた池田屋騒動、長州の物語、西郷隆盛との出会い、妻おりょうのストーリーを収録。

竜馬がゆく5竜馬がゆく5

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[みなさまのご意見]
心の「モト」さん
”日々徒然” 副題:「賢明なる投資家」への長い道のりさん
葵草子さん

京都の三条大橋の近くに池田屋さんがあって、今はないのですけれど、京都の町は、東京のように全てが変わっている風でなくて、江戸時代以前の面影や風情や雰囲気があって、資料と歴史本を見ながら、町を見ていくと、当時が空想の中に映像化されます。

京都に行ったら本を読んでも良いし、本を読んだら京都に行ってみたら良いと思います。歴史の一部に自分たちがいることを感じて、物の見方が変わります。

5巻では長州の物語が詳しく書かれ、また薩摩の西郷さんと竜馬さんの出会いがあり、薩と長が同盟を結ぶ運びがわかります。その他、おりょうさんとの濡れるストーリーも展開します。

政治的衰退期というものは、(政治家が)自分の不利益、損になることことを受け入れないで、全体を見れば、体制が崩れていっているのに、それを自分たちの手では立て直そうとしなくて、古今東西同じことが繰り返されていて、将来も繰り返されるのでしょう。ホントは政治家とは政治を高めることをする人のことで、仕事としてやっている人は、政治屋さんという感じになるのではないでしょうか。サカン屋とかペンキ屋さんとか電気屋さんとかと同じだと思います。

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2005年07月06日

最後の将軍

最後の将軍、徳川慶喜と江戸時代終幕のストーリー。慶喜の名前は有名だが、実際の慶喜はどのような人だったのか。司馬遼太郎著。

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[みなさまのご意見]
memento moriさん
地味な女子の読書日記さん
モンテネグロ局長の革命日誌さん

15代将軍、徳川慶喜は、水戸の分家の生まれで、頭脳明晰であったそうです。そして、江戸幕府がもう継続できないという状況下で将軍となりました。世襲する将軍は実際には老中が行動指針をとっていて、将軍の独裁ではなくて、とりまきの思惑によって、政治は動かされていて、慶喜もそうなのかと思っていたら、その見当はずいぶんと違っていて、江戸末期の政治状況は、衰退の一途で、誰も建て直す実力を備えていなかったようです。このころ将軍慶喜の実力をもってして政治を動かしていて、激動の2年間の様相です。

小説としては、面白いというよりも、徳川幕府の最後がどうであったかを知る、という関心興味なのだと思います。政治経済に関心の高い人に、興味深い内容になっているのではないでしょうか、政治はこうして破綻するのだと。

小学校のテストのときに、徳川15代将軍が答えの問題が出て、どうしてもヨシノブが出てこなくて、「喜」だけは覚えていたので、ヨロコブと書いたことが思い出されます、私だけの思い出。



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2005年07月05日

日本経済に起きている本当のこと



日本経済に起きている本当のことを明言。テレビ東京「ニュース・モーニング・サテライト」インターネット版、「糸瀬茂の経済コラム」48回分を収録、後日談付き。

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現代日本の経済状況については、バブル崩壊後10年ぐらい言われていて、だいたい見解は一段落していて、今の日本は、世の中がひっくり返るほどのことは起きない、徐々に社会基盤が退廃している、修正改革が遅々として進まない「先送り」の状態のようです。

各地各所では、問題が起こる前に、それを予測している人が幾人かいて、その人の行動によって、人知れず大事にならなかったりします。学校であったり、会社だったり、政治だったり、スポーツやゲームであったり、いたるところでそれは行われていて、ときには、偉人偉業と評されて、ときには日の目を見ずに、ときに誤解を生んだりしています。

1つの問題で大騒ぎになっていたとすると、その影では実は数十の諸問題が発生していて、反対にその諸問題をわかっているのは1人で、数十人は1つの問題を大騒ぎしているんだって。素直になって(危険を予告する)警鐘には耳を傾けましょう、ゴーン。

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2005年07月04日

将の器参謀の器



戦国時代、江戸幕末に生きた将と参謀から学ぶ、人事管理マネージメント帝王学。童門冬二さんお得意の歴史偉人リーダー論のススメ。

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徳川家康、吉宗、豊臣秀吉、武田信玄、西郷隆盛ほか、各時代各様の人事育成エピソードが語られ、現代の会社、政治、学校、団体の運営のヒントが記されています。歴史小説の物語の楽しさはないです。歴史の一端を現代の自分や周りにフィードバックしながら読むと良いのではないでしょうか。学校卒業6年目の君に。

戦国時代も幕末でも、人事管理運営の思い通りにならないことというものはあって、それは古今東西変わらない人間的生物の不変不朽のテーマなのだと思います。人間の思考回路、能力には数種類のパターンがあって、その未解明の中で僕らは永遠と悩んでいる。

平和が長く続くと、平安なことが当たり前のことだと思うようになって、だんだんと衆愚な世の中になっていって、権力者の既得権と保身がはびこって、迫りくる問題の解決は先送りして、時代のうねりがいよいよ大きくなってくると、それは誰にもどうにも止められないパワーになっていき、どこかでどこかがパンクして問題が顕在化します。良くも悪くも、世も末は自然、志士が生まれて、そして歴史が彩られるのだと思います。愚鈍で衆愚な世の中だけれど、そんな時代は平和な時代とも言えるのかも知れません、良くも悪くも。

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posted by susan at 21:51| Comment(2) | TrackBack(1) | 人事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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