2006年04月11日

坂の上の感動の最終巻

坂の上の雲(8)新装版

[書評]
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安楽明治戦争期、坂の上の雲、感動の最終巻。

といっても、物語は、スタートからもう最後の話をしていたりして、時系列に進んでいなかったりする、そんなストーリーです。秋山好古や真之も途中全然登場しなくなり、正岡子規は、4巻で亡くなってしまう。

その後は、ロシア軍と日本海軍の拙攻の話が綴られ、ときに無能と呼ばれた、少なくとも司馬さんが解釈した無能の上官がたびたび両国に登場し、これが現代社会の官僚的な保守的な環境と似ていたり、上司によって力を発揮できない風土になっている会社であったり、無駄や無意味な行為、結果としてわかるものではありますが、延々と紹介されてゆくのであります。

坂の上の雲、という物語は、学生が読むよりも、社会人が読んだほうが面白く捉えられると思います。世の理不尽さにイライラしている方が読んでみたらいいのではないでしょうか。ねえ。

神奈川県横須賀市に、三笠公園という公園があって、そこの岸壁に戦艦三笠が飾られています。東郷さんの銅像と記念館があるので、見学されてはどうでしょう、歴史旅行にでも。

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2006年04月04日

人材開発の技術

人材開発の技術―人を発掘し、登用する会社が21世紀の優秀会社だ楽天ブックス

1992年発刊の人材開発の書。いつの時代であっても、企業、会社の人材に関しては、テーマがなくなりません。

売り手時代、買い手時代などによって、人々の待遇は変わってくるのですけれど、本質というか問題になるのは入社してからで、新卒にしろ中途にしろ、まず当人がその会社で上手くやっていけることが前提にあって、次に問題になることが、それを取り巻く環境、とくに人材という観点、上司であったり、社長であったり、部下、同僚と要は他人との関係が最も重要なポイントになるのですねえ。

会社そのものは当面安定したとしても、無能な上司が直属にいるとなると、個人的な状況としては、良くもないかも知れません。たんに無能ならば、無能に関して無視をすればよいのでしょうが、何かしらのくだらない案件が自分に回ってくるパターンになっていたとするならば、いつまでも耐えられるとも思えません。
安定大企業にいけば、大した仕事もないのだから、ひたすら課長のご機嫌取りをするしかない。だから、仕事がないところは悲惨である。暇でいいが、その暇をゴマスリに使わなければならない。こういう企業は、上役とのつきあいが大変になる。しかも、ゴマスリなんてくだらない、といっていたら、「おまえなんか辞めたっていいのだぞ」ということになる。安定しているから、人材はいらないということだ。
中小企業に勤めていた人が、大企業に転職したり、反対であったりしたときに、それぞれのギャップをまさに実感するのだと思います。

危うい会社に勤めていると、このままでは将来がどうなるかわからない、と不安になって、転職を考える、実際に転職をしてしまう。では、安定企業に勤めている人は、自分の会社がどれほど安定している、つまり営業活動をしなくとも、儲かる仕組み、存続する仕組みが当面はできている、安泰な場所で働く人は、大小のくだらないことをやることで仕事を増やしている。そして、長年勤めたうえで、大したスキルが身についていない。

とはいっても、忙しく働いてきた人が、その職務を辞めて、違うことを始めたときに、そのときのスキルそのものが役に立っていないのも大半だったりします。


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2006年04月03日

坂の上の終盤へ・・・第7巻

坂の上の雲(7)新装版

[書評]
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坂の上の雲、クライマックスへ、第7巻。
物語も終盤になると、前半の登場人物はほとんど出なくなり、東郷もあまり登場することもなく、アメリカ軍が出てきたり、相変わらずロシア軍、ロシア国内の情勢が語られ、そして日本海軍全体もしくは一部の状況が記されます。

もう物語、小説というよりも、創作伝記のような印象で、時代の無能者や権力者の愚考や本質的間違いなど、人物批評が現代社会にも通じ、あるいは個人の人間関係に当てはめながら読み進めると、いっそう面白かったりします。

会社でくだらない会議や方針や提出物があったりするとき、本書(5巻〜7巻)を読んでみると、いらだった気分がどこか落ち着きを取りもどしたりと、緩和作用があるのが、またこの書物の面白いところではないでしょうか。

お勤めをするあなた様、読んでみてくださいな。


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2006年04月01日

超一流セールスの極意

超一流セールスの極意

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ミシンやベッド、百科事典の訪問販売のノウハウを伝授。超一流セールスマンの実体験に基づいたハウツー本。1988年初版。

誰しもが、どんな時代になっても、社会や文明がある限り、セールスの極意、というものが必要なときがあったりします。僕の場合はいまがそれで、新規開拓の営業をやることになって、その手のものを読み漁りだしているこのごろです。

業界業種が違えば、方法も変わってきますけれど、共通していることは案外多くて、他業界からノウハウは盗めと言われさえしますので、大いに参考になるのではないでしょうか。社会人はもちろん、学生で仕事や労働をしている方も読んでみたら、非常に参考になる箇所が多いのではないでしょうか。

とはいっても、当人が気付くことや感じること意外は、吸収することはないので、誰もが同じようにもなりませんがねえ。

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posted by susan at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ハウツー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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