元に戻って、濫読は一利もないのですけれど、読書家になるためには、通り道として濫読が当然になってきます。逆説的なのですけれど、濫読しないことには、自分が何を読みたいか、どんな本が古今東西あるのか知ることができません。だから、読みたいと思ったものをとりあえず読んでいくことが読書家のステップとなります、結果として「くだらない」ものだったとしても。
たくさん本を読むと言う人がいて、どんな種類を読んでいるのかと思ったら、ビジネス関連のものばかりでした。その人は、ビジネスマンでマーケティング、セールス、経営学の本ばかり読んでいました。その人にとっては、それが読みたい本だったのだと思います。そんな人は、たまには小説を読んでみたら良いです。小説に潜むプロフェッショナルがあったりします。
忙しくて、一月に1から2冊ぐらいが限度だ、という人がいるのですけれど、自分もまさにそれだったのですが、「暇を見つけたら読む」癖をつけると、2冊が限度だったのが、3冊になって、5冊になって、10冊になってきます。実際には、内容によってページ数が多かったり少なかったり、難しかったりするのですけれど、ゆっくり読んでも全容を把握理解することは通常の人は無理なので、読む本の大まかなストーリーを事前に把握しておいて、「適当」に読んでいけばよいと思います。最初は全然わからないのですが、それでも先へ先へと進んでいくことで、読むペース、リズムが速まり、読書速度そのものが上がる癖がつきます。
後半になって、だんだんわかってくると、前半が気になってきます。どうしてこうなったのだろう、と解決する必要な箇所が出てきたら、そこの説明がされているところを再度読んでいけばよいです。速読人でも、1回で理解しているわけでなくて、難解のものほど、何度も何度も繰り返し読むのですって。
読む速度が速くなれば、(時間的に)何回も読むことができます。
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