[書評]
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予測困難なる1980年代のリーダーたちに捧げる危機管理シリーズ2段。84年発刊。
ということで、すっかりときはミレニアムなのですけれども、いやもうすっか2006年も8月なのですが、いつの時代も予測は困難であることは多く、無能のリーダーは存在し、あるいはそのために無能というカッコよくも当事者たちを悩ませる美学にも似たロマンとか戦いがあるのかも知れません。ん、よくわかりませんって。そう、大人になるに従って、さまざまなアホらしいといかバカらしいというか理不尽というか、くだらないというか、理屈でない感情を基盤とした人間の理解しあえない、バカの壁と読んでもいいし、タイプAと言ってもいいし、プライベートライアンならば、フーバーと叫べばいいし、ハンバガーヒルならば、どうってことないって、慰めあえばいい、そんな困難が賢明な人々の前には立ちはだかり、鳥瞰図的眼力を持つ後の作家がそれらを描くことで、彼らの存在が救われるのかどうなのか。須磨の浦ってなんだい。
昭和五十四年二月七日の各紙は、同日早朝、福島市新町の繁華街の家具店から出荷した加地が、三階建てビル全体に延焼しそうになったとき、緊急出動した消防車の消防士たちが火災現場に近い県庁の消火栓から消火用の水をとろうとしたところ、県庁の施設管理課の守衛が出てきて、「上司の許可がないから勝手に水を使ってはいけない」といって拒否したという珍事件を一斉に報道した。
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危急存亡のときにまさかそんなバカなと意外に思われる向きも多いだろうが、実はこの類のことは危機の真最中によく起こるもので、折角一生懸命危機に対処しようとしている第一線のひとたちをウンザリさせ、やる気をなくさせてしまうものなのである。
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危急存亡のときにまさかそんなバカなと意外に思われる向きも多いだろうが、実はこの類のことは危機の真最中によく起こるもので、折角一生懸命危機に対処しようとしている第一線のひとたちをウンザリさせ、やる気をなくさせてしまうものなのである。
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