2006年10月10日

死ぬための教養

死ぬための教養

[書評]
アマゾン楽天ブックス

人間は必ず死ぬことになっていて、意識は脳みそだけによるので、脳さえ存続できれば、生きていけるような気もするのですけれど、今のところは、それは不可能とされているようです。

って、そんなことが書かれている本書ではないのですけど、(ルパンの)マモーの正体だとか、ビートたけしの臨死体験だとか、養老先生のバカの壁だとかを読んでいるうちに、人間ってヤツは、結局は脳みそ(意識)こそが自身の存在なのかなあと思うというか考えさせられるというか。
宗教とか死後の世界とか前世とか霊魂とか、宗教と他を一緒にするのもちょいと差異がありますけども、観念的なことは、結局あんまり人間の死そのものには関係がないのではないでしょうか。死んでしまっては、本人にはそれら観念的理屈というか言葉の解釈の屁のような理屈は、やっぱり関係がなくなるなあと思います。理屈でなくて感覚なので、感性とも言う人がいましたけれど、言葉のない時代ならば、やはり感覚か感性なのでしょうけど、言葉が生まれてから、胡散臭い事柄が増えてきて、おかげでスピリチュアルな精神的な体験とか影響が実際に出てきたのでしょう。
観念っていうものは、生きている人々のもので、恐怖とか欲望とか生きている人だけのもつ愉しみでもあるのかなあとも思い、それならば意識の胡散臭さがあっても良いのかなあとも思ったりする最近です。
2003年発刊。

本ランキング
posted by susan at 00:37| Comment(1) | TrackBack(0) | エッセー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月02日

「いい人」は成功者になれない!

「いい人」は成功者になれない!

[書評]
アマゾン楽天ブックス

セックスを拒まれる男は一流になれない。
男の値打ちは、仕事と女と金で決まる。

すらすらっと読めてしまうので、電車で通勤通学時に読んでみたらどうでしょう。とはいっても、たびたびセックスという文字がでてくるので、ついつい読みとばしてしまったりします。


本ランキング
posted by susan at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月29日

アホでマヌケなアメリカ白人

ファイナンス理論とかを読んでいたら、痛快な本を読みたくなりました。

ということで、マイケル・ムーア監督の「アホでマヌケなアメリカ白人」です。2002年日本語版発刊、ベストセラー。

アホでマヌケなアメリカ白人アホでマヌケなアメリカ白人

[書評]
ビーケーワンアマゾン楽天ブックス

[みなさまのご意見]
大村雅朗Fanサイト管理人の音楽随想記さん
WSNさん



アメリカ、という国は、ある種の現代人類の象徴的な部分があって、人間のどうしようもない本能というか業があって、国境を取っ払って考えたら、アメリカ白人だけでなく、世界中のありとあらゆるところにアホでマヌケが存在していて、東西古今脈絡を保っています。

どうしようにもどうしようもないのが、人間というものは他人の誰かを搾取して生きることしかできないということで、認識しようがしまいが、自分の生活のどこかで必ず誰かを搾取しているそうです。

世の中というものは、どうしようもなくなったところ、そう、どうしようもなくなったところで、やっと変化が起こるので、その間には多くの人が搾取をし搾取をされるのだとか。

父親や母親のやっていることが好きでない子も、やがて同じ道を辿ったりするのですが、それは搾取されるぐらいならば搾取する側に回りたい、という防衛欲求なのかも知れません。


blogランキング←クリックしていただけると嬉しいです♪


posted by susan at 10:55| Comment(2) | TrackBack(0) | エッセー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月09日

「日本の問題点」をずばり読み解く

ビートたけしのTVタックルを見て、三宅さんの本を読んでみました。内容はテレビでおっしゃていることと相違なく、分かりやすく展開されています。日本の行く末に興味を持ち始めた方が読んでみたら、もっと興味が沸いてくるのではないでしょうか。

「日本の問題点」をずばり読み解く「日本の問題点」をずばり読み解く

[書評]
ビーケーワンアマゾン楽天ブックス

[みなさまのご意見]
ポロと旅する〜スーパーサウスポーあさちゃん。の本家Blogさん
BusinessBookCenterさん



政治を冷ややかに見て、論評できる人がいたら、評論家としていいせんいくのではないかと思います。評論家も政治家も基本的にリッチでないと大変で、生活に余裕のある人ほど本を読む時間があったり、時間というよりも金があるから好みの本を買えたりできます。それが本でなくて、見聞の旅でもしいし、車でもいいし、映画でもいいし、住居でもいいし、何にでも当てはまります。生活に余裕があるから好きなことができるし、勉強ができる。

日々の食っていくお金に苦労している人には、政治家にはなれないような気がします。しょせんは食っていくのに余裕のある人が政治家になろうとするのではないでしょうか、本をたくさん読んだり、見聞の旅をしたりしている人は、世の中を変えてみたくなる傾向があるようですけれど。中には私欲の強い人がいて、そのタイプは商人に向いているのでしょう。ならば商人として大成してから政治家になってもよさそう。

といっても、歳を重ねるうちに、自分の才能のなさ加減がわかったり、やってもできない能力の脳みその違い、というような感覚のものが感じられるようになり、ときにはひねくれたい気にもなります。大人の大半は、ひねくれたことがあるのではないでしょうか。(あ、私)


人気blogRanking★本・読書ランキング
posted by susan at 17:33| Comment(2) | TrackBack(1) | エッセー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月05日

ライ麦畑でつかまえて

十代後半のアメリカ少年の日記物語。世の中の見てきたこと、学校を退学したこと、先生のこと、友達のこと、感じたことを一人称の形で、最初から最後まで、誰かに話すように綴っています。原文では、スラングやブロークンイングリッシュが多用されているので、訳書では苦慮しながら、独特の言い回しが展開されています。読書好きな方が読んでみたら、面白いかも知れません。原文(英語)を頑張って読んでみたら、もっと面白いかも知れません。1951年、アメリカ原文出版、J.D.サリンジャー著。

ライ麦畑でつかまえてライ麦畑でつかまえて

[書評]
ビーケーワンアマゾン楽天ブックス

本書は、独特の言い回し(訳)が続くのですが、といっても下手な文章というよりも、しゃれた言い回しが続く感じです。書き言葉でなく、口語調なのですけれど、実際に話すときには使わない言い回しだったります。海外ドラマの訳のような感じで、舞台チックな様相。作家を目指している人や、現在作家の人で文体(原文も含めて)に影響されている方はけっこう多いのではないかと思います。かなり勝手な言い回しをしてもいいのだなあ、と。

村上春樹の文体と似ていて、文体が似ている、というよりも、ものの見方が似ているのかも知れません。「僕」が見てきたことを綴っている、ことが続き、読者がそれを見守っている感覚で、はまる人にはまると思います。

原文でないと、面白さが伝わらないタイプの本で、ドストエフスキーとかヘミングウェイとかもそれではないかと思います。だから、いまいち面白みに欠ける気がするのですねえ。

根本敬の因果鉄道の旅は日本語の本ですけれど、外国語に訳したら、面白さ(や暗さ加減)が伝わりにくいのかなあ、と思います。訳者さんの腕の見せ所かも知れません。


人気blogRanking←今日の本ランキングは?






posted by susan at 09:53| Comment(0) | TrackBack(2) | エッセー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月12日

河童が覗いた「仕事場」

著名人の書斎や仕事場のスケッチとレポートの書。絵や美術が好きな人が見たら、河童さんの着眼点に興味が注がれるのではないでしょうか。1997年発刊、妹尾河童(せのおかっぱ)さん著。

オンライン書店ビーケーワン:河童が覗いた「仕事場」河童が覗いた「仕事場」

[書評]
ビーケーワンアマゾン楽天ブックス

[みなさまのご意見]
NOTE 347さん


本・読書ランキング


著名人の書斎や作業場、事務所などがスケッチされていて、河童さん独特の視点で全体像と気になった詳細部分をクローズアップしています。読んで空想を膨らませていく小説とは違って、視覚を刺激する見る書物になっています。

田中角栄レポート脳死レポート等、資料収集家の立花隆さんの書斎の項目があって、どんなことになっているのかなあ、と思ってみたら、書籍に囲まれていました。立花隆秘書日記と合わせて見ると良いかも知れません。



posted by susan at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月02日

別れの美学



別れの美学論。恋愛でときめいている方が読んでみてはどうでしょうか。失恋の悲しみが思い出されます。松本侑子さんエッセイ、90年発刊。

恋愛、というものは一人称的にものをとらえて考えて感じていて、一喜一憂して、そのおかげで自身の感情という部分が生き生きしてしてきて、毎日心がビビッドな配色になります。それは東西古今、同じように繰り返されていて、人というものは恋に悩んで、それはどんな秀才も恋に悩まされ、ときに翻弄されます。

ふと、どうでもよくなるときがあって、いくつかの経験をすると、失恋の悲しみが不幸には感じなくなって、それもまたおかしと許せたりします。自分が楽しくて面白いときだけが幸せだと思っている人がいるのですけれど、本当はそうでもなくて、自分はちょいと寂しいのだけれども好きな人が幸せでいてくれると思うと、案外自分も幸せな気がしてきて、それでいいのではないかと、牧歌的な心境になってきます。寂しいけれど、それでも幸せな感情を抱ける心が別れの美学なのではないでしょうか。「あんた、幸せでいてくれよ」って。

オンライン書店ビーケーワン:別れの美学別れの美学

[書評]
ビーケーワンアマゾン楽天ブックス



人気blogRanking←本・読書ランキングが分かります。

posted by susan at 12:08| Comment(1) | TrackBack(0) | エッセー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月01日

因果鉄道の旅

漫画家根本敬さん著、93年発刊ベストセラー。

根本敬公式ホームページ

何人かの人間観察がしてあって、その人たちが変な人で、その姿や行動をディープに追求して活字にしています。そして、自分の荒んだ心理もよみがえります。

それぞれの成人する時期、荒んだころあいに読んでみてはどうでしょうか。世の中には表と裏っぽいものがあって、どうにも変なことがあって、それまで表を歩いていた若者もこんな裏っぽい雰囲気を知る日がくるだろうし、どこか暗い要素を多分にもっていてそれが顕在化し始めている若者も、こんな世を知れば、自分の進路の選択幅を感じるでしょう。

変なものや気持ち悪いものとか変わったものとかは、誰かがもっていたりして、貸してもらったりするのですが、そのままずっと預かりっぱなしになっていたりして「因果鉄道の旅」もその1つだったりします。

→本・読書ランキングはこちら



[みなさまのご意見]
東京は今日も黄色いさん
MY DIARYさん
いかんともしがたいさん

[書評]
ビーケーワンアマゾン楽天ブックス本・読書ランキング

オンライン書店ビーケーワン:因果鉄道の旅因果鉄道の旅
posted by susan at 01:09| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月31日

爆笑問題の日本原論

爆笑問題の処女本、97年発刊。

お笑い本なのですけれども、文章の書き方の基本形のヒントがあって、芸人からプロの作家まで多分野の人が参考にしたと言われています。

本質を見ないで、人の言う言葉だけをとらえている人、重要だと考えている人がいて、そんな人が読んでみたらよいのではないでしょうか。事実とは違うことを言ってもいいのだと思うかも知れません。事実や本質を連想させることが肝心なのだと思います。

「爆笑問題の日本原論、読め、読め」

→本・読書ランキングはこちら



[書評]
ビーケーワンアマゾン楽天ブックス本・読書ランキング

爆笑問題の日本原論爆笑問題の日本原論
posted by susan at 09:13| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月30日

ふたり

唐沢寿明自叙伝。高校中退から山口智子との結婚までの苦労と苦悩の成長物語を一人称、自身の回想によって伝えています。

当時の苦難と思いや信念を今の目から綴り、自分の信念や実力によって成し遂げたことを自覚し、また人との関わりによってこそいただいたチャンスがあったことも認識し、それらを教えています。中学生や高校生が読んで、自分にあてはめてもいいし、当時の唐沢さんをブラウン管で見ている20代、30代の人が、映像の印象と舞台裏の話を比較して実像をみるのも面白いと思います。 登場人物が実在人物なので、イメージがしやすくて、すいすいと読みふけって、読んだ後には、(何かに対して)頑張ろうという気持ちにさせられます。

どんな環境の人でも、楽で他人に甘えた生活はずっとはできなくて、物質的あるいは精神的に苦労苦悩をするときがくると思いますが、上手くいっているように見える人の表面に見える華やかさとは裏腹の泥臭さや苦労、現実の厳しさというものを(いくらかでも)知っていると、(そのときになって初めて)共感がもてて、さあ自分も今こそ頑張ろう、と日々の生活に勇気が沸いてくるのではないでしょうか。



[みなさまのご意見]
<徳島早苗の間>さん
rennequin38発・読書のススメさん
kyoroさん

[書評]
ビーケーワンアマゾン楽天ブックス→本・読書ランキング

オンライン書店ビーケーワン:ふたりふたり
posted by susan at 01:43| Comment(3) | TrackBack(1) | エッセー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月20日

バカの壁

日々の物事には、決まった答えのないものが前提にあって、それを前提として生活してみてはどうだろうかと伝えています。

仕事をしていると、仕事の障壁となる人とも関わらなければいけないときがあって、それが当分続くこともあります。「なんなんだこの人は、どうしようもないなあ」と思うことがしばしばあって、そんなときに読み返してみると、「バカの壁」の片側に自分がいるような気になり、するとイライラする気持ちが落ち着いて、心に余裕ができて、さてどうやってこの状況を上手く乗り越えられるか、と自分の今が楽しみに変わります。

大局的な見地をもっていないパートのおばさんがいて、昼間に電話に出ないことはおかしいと言うのです。職場の環境によって、昼に電話をとらないところもあるのだと説明しても、それはおかしいと我を通すんです。おかしいと言われても、誰もいないので電話に出ようがないのですけれどもねえ。バカの壁指数があればなあ、よくそんなことを思います。

[みなさまのご意見]
ラトビアへ嫁に行くかさん
ナガメル記さん
ああ無常さん

[書評]
ビーケーワンアマゾン楽天ブックス本・読書ランキング

オンライン書店ビーケーワン:バカの壁

posted by susan at 08:25| Comment(2) | TrackBack(1) | エッセー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月10日

神戸震災日記

阪神震災直後からの数ヶ月にわたる救援活動をレポートしています。長野県知事、田中康夫(ヤッシー)著。

被災地では小回りのきく原付バイクが最も便利であると判断して、それを駆使して、下着や雑貨、日用品を積めるだけ積んで、各地避難場所へ救援に出かけています。大地震の現場では、どういった状況になるのか、その後にどういった行動ができるのかを知るヒントがあります。

災害地や戦場だけではないのですけれど、あるときある場所の情報が偏ったものになったり、誤報やデマゴギーやプロパガンダがおきたりして、後で考えれば、それは危険でおかしなことが始まったとわかるのに、そのときはそれをそうとは思わず、自然に危険な方向に動き始めて、そうしているうちに、それが大きなうねりとなって、そのうねりは誰にも止められないほどの大きなうねりとなって、恐ろしいことが本当に始まってしまう(ことがある)。

他人の言うことを真に受ける人がいて、そのくせ僕の言うことは真に受けなくて、それで他人経由で話を聞くと、その通りだと思うらしいのです。いや恐ろしい。

本・読書ランキングはこちら

[みなさまのご意見]
金児至誠堂さん

[書評]
ビーケーワンアマゾン楽天ブックスblogランキング

オンライン書店ビーケーワン:神戸震災日記神戸震災日記

posted by susan at 07:45| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月13日

できればムカつかずに生きたい

田口ランディの自己表明的書。

誰もがタイトルを見て、こう答えるそうです。
「オレ(ワタシ)もできればムカつかずに生きたい」

自殺のこととか、ひきこもりのこととか、他人への怒りや心理を17歳のころの記憶と感覚で書いています。ひねくれかかっている十代から、ひねくれた自分について考えている30代、50代が読んだら面白いのではないでしょうか、真似して自分の過去を書き出すかも知れません。

自分の恥部を表明できるのは、女性ライターが多くて、男性はこうは書かないのがほとんどで、書き方が違います。性別で区別はしたくないけれど、本当は、性別の違いは大きいのだなあと、しばしば思います。誰の影響なのでしょう。

「ムカつく」は、普段はあまり公言しない方がよくて、本当にムカつくときがあって、そのときにやっと言うぐらい、あまり使わない言い回しになってくれたら、嬉しい、使いすぎると、聞き飽きるので、ねえ。

[みなさまのご意見]
ツォンBE 【FULL THROTTLE】さん
ちとせ館さん
すとっく☆すとっく 〜めざせサーファー主夫さん

[書評]
ビーケーワンアマゾン楽天ブックスblogランキング

オンライン書店ビーケーワン:できればムカつかずに生きたいできればムカつかずに生きたい

posted by susan at 11:40| Comment(3) | TrackBack(2) | エッセー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。