2005年05月13日

1973年のピンボール

「風の歌を聴け」続編、村上春樹作品。ちょいと変わった双子が現れて、空想にふけります。

朝、目を覚ましたとき、両脇に双子の女の子がいて、二人は僕の両肩に鼻をつけて気持ち良さそうに寝入っていて、よく晴れた日曜日の朝であった…。

中学3年の春先に、クラスの女が下駄箱にいて、その女の子を抜かして3階の教室まで走っていったら、その女がもう席にいて、それはびっくり。「えっ、なぜ」

新しいクラスには、えらい速い女がいるのだなあ、なんでやねんって唸るほど速い女だ。当分不思議だなあと思っていて、しばらくした日に、そんな話をしてみたら、解決。その女の子は双子なんですって。

しばらくした日に、目を覚ましたとき、両脇に双子の女の子がいて、二人は僕の両肩に鼻をつけて気持ち良さそうに寝入っていて、よく晴れた日曜日の朝であった…ってことはなかったけれども、双子の女の子は、僕だけの個人的で些細で楽しい思い出を作ったのでありました。元気でしょうか。

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2005年04月25日

風の歌を聴け

村上春樹、自伝的処女小説。

学生のときに読んでから、10年ぐらいたって、また読んでみたら、印象が違うかも知れません。学生の荒んだ心よりも、30歳を過ぎてからの荒んだ心に響くのではないでしょうか。

誰が悪いわけでもないのですけれども、早く消えてなくなってしまいたいなあ、と思うときがあって、元気でいられるけれども、静かに物思いにふけっていたいなあ、と思っているころに、村上春樹さんの本を読んでみると、物思いにふけっている人が書いているのだなあ、と思ったりします。

寂しく、はかない気持ちと、楽しく生きたい気持ちがあって、そのうちあんまりしゃべらない人になりそうで、自分の見たことの半分は、黙っていられるようになるかも知れません。

以前、「風の歌を聴け」というサイトがあって、小渕首相が出ていて、次の年号は「杉本彩」と言っていました。覚えている方はいらっしゃいますか。

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2005年04月15日

ノルウェイの森

村上春樹ベストセラー。

記憶の多い人が読んだら、物語りの外側の想像が出てきます。途中で、ホンダのN360が出てきて、キヅキが死んでしまうんだけれど、キヅキを空想しながら、ホンダ神話を思い出して、クルマが好きだった会社のおやじさんの自動車部の話を思い出し、安くて、よく走って、パフォーマンスのよい軽快なクルマだったんだよなあ、そして欠陥車騒動時代のクルマでもあったんだ。この時代の自動車は、今に比べたらどれも小型で、運転する醍醐味とか、運転する技術を磨くのには、今よりも適していたと思います、後輪が滑ったら、教えられなくとも、逆ハンドルを無意識に切って、そのまま走っていそうで、小さいから運転そのものが楽しいし、走行感覚がダイレクトに伝わってくるので、好運転手の感性ならば、より磨かれていたと思う、とかずいぶんと長く物語りから飛び出して、自分の勝手な思いが継続したりします。

中学や高校で読んだ人は、当時はまだ知らない言葉やニュアンスがたくさんあったと思います。村上さんは言います。「知りまへん、後で知ってみてごらんなはれ」

いたるところに、通な言葉があって、大分たったころに、この映画を使ったのかとか、あのシーンを種にしたのだなとか、余計なことを思うようになります。

途中で、上手い作家になるヒントが告白されていて、これを使って人と違う文体や文章を構築しているんだな、と再認識。目に見える表面を真似してもダメで、見聞したものを自分の感覚や直感で書いてつないでみると、他人には理解されない神秘的な文章になるそうです。

村上春樹も村上龍も、同じテクニックで私を翻弄します、だまされる女(男)みたいに、また読んでしまう、やばいんだけれど、だまされてしまう。おまんこが割れた、とか言われたら、誰だって想像してしまうでしょ。
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